人生の半分。
2006.04.12(22:29)
この季節になると思い出す。16歳だったあの頃。
何故だか、
悪魔が私を「こっち側」へ導いた。
何故だか、
ホームセンターへ行ってRJ45二股を買い求めた。
何故だか、
ワープロの横には黒い箱が固定されていた。
16歳。
それは、私が「パソコン通信」なる世界に飛び込んでしまった年。
モデムって何?な状態だった私は、あっという間に、
試験勉強がおろそかになり、
希望進路を変更し、
バーチャルな世界で
「16歳の女子高校生って言ているけど、本当はオヤジなんじゃない?」
というキャラクターとして有名人になっていた。
1200bpsだった文字通信は今や動画チャットができるインフラに成長したけれど、
私は人生の半分で、何か成長しただろうか?
人生の半分をバーチャルコミュニケーションの世界に浸している。
高校時代の「小論文」の担当教師から、
「ワープロで文章を書く癖がある人は、この授業の間だけでもやめなさい。
文章の入れ替えができる機械を使っていると、文章を組み立てる力が弱くなります」
と最初の時間に忠告が入った。
ズバリ、私の事。
そんなアリガタイ忠告があったのにもかかわらず、
16年間、
誤字脱字を繰り返し、
文章表現できない感情は顔文字で表現し、
美しい漢字表現まで忘れてしまおうとしている。
感性が豊かだった時期に、テキトーにキーボードを連打していた私。
あの時代にきちんとした日本語力をつけておくべきだった、と少々後悔。
同時に、
今の時代、キー打ちの文章だけで「手紙」を書いてしまう若者。
老婆心ながら、少々心配。
blogを続けるにあたって、
「顔文字・絵文字は使わない」
とルールを自分なりに決めてみた。
それでは固すぎるので、
記号とカッコ文字は許可する事にして。
それでも、
モブログで写真・絵文字を使わないと入力が大変なので、
携帯からの投稿ではじゃんじゃん使っていくんだろうなあ。
(今のところこのblogでは携帯投稿は無し。今後予定あり)
16歳の私(と、もしかしたらその変貌っぷり)を知っている友人が、
mixiで日記を公開している。
ほぼ毎日更新されているので、ほぼ毎日読みに行ってる。
彼女の日記の中には16年前の私はカケラも存在しないけれど、
彼女の日記を読んでいる私は、16歳の私なんだなあ。
どうでもいい文字の綴り(失礼)に、10年以上会っていない彼女の彼女っぷりが伝わってくる。
私のblogは「文章」というより「書き綴り」だけれど、
そこに私っぷりが出れるようになればいいなあ。
できれば、ニオイみたいなヤツが。



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